【書評】読書レビュー:山口真由-東大首席弁護士が実践!誰でもできる<完全独学>勉強術 (SB新書)

山口真由の「東大首席弁護士が実践!誰でもできる<完全独学>勉強術 (SB新書)」を読んでみた!

レビュー:山口繭-東大首席弁護士が実践!誰でもできる<完全独学>勉強術 (SB新書)

最近ワイドショーで頻繁にコメンテーターとして登場する山口真由という東大を首席で卒業して在学中に司法試験に合格して財務省に入省し、退官後にハーバード大学でニューヨーク州の弁護士資格を取得したエリート中のエリート!日本の男性エリートから見たらデキすぎる女は(賢すぎて精神支配できないので)嫉妬の対象らしく、印象はあまりよくなさそうな人ですが、アマゾンを見てたらおもしろそうな本が安く売られていましたので買って読みました。
電子書籍版のKindle価格は378円でした!本当にどんな頭をしているのか興味があって楽しく読ませてもらいました。

山口真由さんは1983年生まれで北海道出身のようです。

レビュー:山口繭-東大首席弁護士が実践!誰でもできる<完全独学>勉強術 (SB新書)
本文最後のページ(読んだ証拠)

一応、サンプル品ではなく、私が買って最後まで読破した証拠として最後のページのSSを撮っておきました。

この本はこれから東京大学や難関大学を目指す中高生にとってやや参考になると思います。もしかしたらネットにもメソッドが既出かもしれませんが、この勉強法は山口真由さんがご自分で考案されましたので、この本にはそのやり方が詳細に書かれていました。

この本を読破するのに大体2時間ほどかかりましたが、時間に余裕があって疲れていなければすぐに読める内容となっています。

この本の構成はおおまかにいって4部くらいになっています。
  • 前置き
  • 東大受験のための勉強法
  • 司法試験や国家公務員の試験勉強法
  • 後書き
そして既出なのでもう書いてしまいますが、7回教科書を読むという方法で勉強なさってこられたそうです。

どこかのテレビ番組で東大生が辞書を読むと言ってましたから、本当に四六時中勉強しないと東大合格は無理なのでしょうw

山口真由さんは自分のことを天才ではなく努力して勉強してきたと一貫してこの本で主張されています。名門筑波大学付属高校の時には部活にも行っていて、平時の自宅での勉強時間は1時間ほどだったそうです。それが高校三年生の5月からは東大入試のための勉強を本格的にはじめられてなんと現役合格!

その勉強法とは意外と王道で教科書の内容をしっかり覚えるというものでした。

具体的な勉強法は本の中で詳しくご説明されています。

私ははじめ、自分の役に立つかな~と思いながらこの本を読んでいたのですが、後半の東大入学後の勉強法を読んで「これはとても無理!」と思いました。

でもせめて真由さんの半分くらいの勉強量なら(必要に迫られたら)私にもできるかもと思いますので、一応は役に立ったというか、私にも共感しながら理解できる内容といいますか、似たような経験がありましたのでこれでよかったんだと自信を深めることができました。

私が山口真由さんのような勉強をしたら、とても健康体ではいられなくなりそうです(笑)

こんな感じでエリートの人は男女問わずに読書読書の毎日なのでしょうか???

日常生活もやっぱりエリートっぽく満点をとるタイプなのかな???ワインはおいしいこれじゃないとダメだとか、身の回りの品はこだわりの逸品じゃないとダメだとか、優秀な品物じゃないといけないとか、カーテンとか暮らしにもいろいろとこだわりがあるのか気になります!ほどほどに無知なままでいることもあるのでしょうか。。。

山口さんはご著書の中でルーティーンを取り入れているとのことで、やっぱりスマートな身のこなしをするには、頭を使わない、雑念を入れにくい生活様式が必要みたいですね。

それに対し、私(=馬鹿)の生活はというと、それとはまったく逆でルーティーンは特にありません。しいて言うなら毎日同じ靴を履くことくらいです(←一足しか持ってない)あとは毎日家族とする話も同じ話ばかりでバカ騒ぎしてるだけですけどね。でもこの低レベルな日常会話をしている時間こそが、やはり山口さんにとっても正気を保つために欠かせないらしく、家族との会話は馬鹿でいいんだなと安心させられました。

ちょっと感動したのはエリートの山口さんだからこそ、勉強ができないことに対し恐怖心を持っておられるということで、勉強こそが自分の使命といってもいいほど強い信念の裏には恐怖心を持っておいでのようでした。本当に自分が好きで可愛くてのし上がりたい、自分のことだけ考えないとあれほどの努力はできないと思います。やっぱり大学卒業までは自分のことだけ考えないとエリートにはなれないみたいですね!

そして女性が稼げるようになるためには、世間のステレオタイプから外れることによる李リスクという犠牲が必要なんだと思いました。女性なので男性ほど勇敢になれるホルモンも出ませんから、生物的に自分を守ってくれるはずのメンズ、ステレオタイプ野郎から攻撃されると精神的につらいと思います。こうした傑出した女性はリーダーとなり人を率いていく道しか残されていない気もしますが・・・並々ならぬ度胸というか、メンタルの強さが必要でしょうね。彼女のような人なら必然的に精神力も身に着けてると思います。

面白かったですよ、この本。

実は山口真由さんはコメンテーターのような人前でしゃべる仕事はちょっと苦手なようなことが本の中に書かれていました。おそらくは「恥をかかずに人前で完璧に話す」ということを理想とされているのでしょう。私には理解のできいない世界ですが、エリートの業界ではノーミス・ノー恥が普通でちょっとしたミスが命取りになるということと私は理解しました。

確かに財務省の不祥事についてコメントしている時の山口さんはたいへん慎重で局が求めるような発言はほぼありません。

私なんかは頭が悪いので考える頭もないし、ちょっと考えるだけで頭痛がするタイプなので・・・結局この本は何かの資格のために猛勉強するためには役に立っても、本を読んだだけではアホが治りませんでした\(^o^)/

やはり日常生活で賢くなるには、別の勉強方法が必要みたいですw

後日談

この本の内容を実践しようと、ある日、7回読みに挑戦してみましたが、3回目の半分まで行ったところで力尽きて昼間に眠ってしまいました。そしてなんだかその日の夜も眠れなくなってしまい翌日ゾンビになってました(無)

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