【実践DIY】柿渋を白木に塗ってみた!

柿渋という自然の塗料は無害でいいものだ。

柿渋を白木に塗ってみた

DIYをしようと、去年柿渋を買っておいて、そろそろ使ったほうがいいかなと思い、柿渋を塗ってみました。柿渋は未熟な柿を発酵して作った自然の塗料です。私はこの柿渋が大好きです。好き以上に生活の必需品でもあります。木造建築にはこの柿渋が欠かせません。柿渋に弁柄を混ぜて外壁や柱を塗ってみたり、柿渋を家具に塗ってみたり。

今回は練習として、100円ショップで買ってきた温度計に柿渋を塗りました。

柿渋を塗るときは水で薄めずそのまま塗ります。屋内の調度品なら水で薄めてもいいかと思いますが、屋外用に使うときはあんまり薄めないほうがいいと思います。

この温度計は柿渋が乾いた後に屋外に設置予定です。

なぜ柿渋を白木に塗るかと言うと、防カビのためです。白木のまま屋外の吹き晒しにしておくと、木は雨や紫外線や害虫のせいで劣化してボロボロになってしまいます。柿渋は木を長持ちさせるために使います。柿渋を塗っておくと、多少はカビがマシになります。

柿渋の使い方

柿渋単体で使うよりも木をコーティングする顔料を混ぜて木に塗ります。家具に塗るだけの場合はそのまま塗って直射日光に当てないようにして乾かします。

さて、この柿渋ですが、ホームセンターでも大きな店に行かないとなかなか売ってません。弁柄はまだ時々見かけますが、柿渋の2L物は滅多に置いてないし、割高な500mlの柿渋しか売られていません。今回使った柿渋は京都の富山商店の柿渋です。

柿渋はほかのメーカーからも出てますのでどれを買っても大体は一緒かと思います。
ネット通販で一番露出が高い柿渋といえば、ターナーの無臭柿渋です。柿渋は臭いですが、私の感覚はそんなに悪臭というほどでもなく、爽やかな懐かしい香りが割と好みの匂いでした。人間の体臭よりも全然マシな匂いです。

柿渋は肌に触れても基本的に無害です。染物にも使えるし、優しい塗料だと思います。

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