MySQL8.0.13をWindows10にインストールする方法
MySQLのインストール
初心者だからわかる手間取りポイントを説明します。MySQLをローカルコンピューター上で動かすシステムを作ります。こういう物はホームサーバーのLinuxで動かしたほうが便利そうですが、デスクトップPC購入や電気代の予算を組んでいないのでラップトップPC上で動かすことにしました。MySQLは個人でも簡単に作れるデータベースです。以前というか、だいぶん前になるのですが、WindowsのAccessというソフトウェアをそのままサーバーにアップロードして使うというやり方も一部で流行ってました。しかしAccessは開くと重い、つまりレスポンスが遅いという問題があり、人に使ってもらう観点ではイマイチでした。Accessと比べるとMySQLの動作は軽快で導入している零細企業も結構いました。
ダウンロード
MySQlは公式サイトからダウンロードできます。必ずWindows用のプログラムをダウンロードしましょう。
MySQL Installserを開きます。
Windows(x86, 32-bit), MSI Installer(mysql-installer-community-8.0.12.0.msi)をダウンロードします。
ダウンロードフォルダにMySQLインストーラーがあることを確認します。
インストール
MySQLをWindowsにインストールすること自体は簡単です。mysql-installer-community-8.0.12.0.msiをダブルクリックで開くと自動でインストールできます。よくわからない人はDevelopper向けのキットを選択しておきましょう。
尚、MySQLの自動インストールではインストールフォルダを設定することができません。コマンドプロントですべて手打ちするマニアな人はフォルダをC:\mysqlにしたいところですが、それができないのです。ですが後でPATHを通すので、フォルダの場所は問題ではありません。
途中でroot権限のIDとパスワード入力を求められます。サーバーにアップロードする人はセキュアなパスワードが必要です。
PATHを通す
PATHを通すとは、コマンドプロントでいちいち「C:\Program Files\MySQL\MySQL Server8.0\bin\mysql.exe」と入力する手間を省くためのものです。
システム情報を開きます。
システムの詳細設定を開きます。
Pathを選択して編集を開きます。
新規(手動)または参照でフォルダを設定してOKボタンを押せば完了です。
コマンドプロントを管理者権限で立ち上げMySQLのpathが通っているか確認します。この時、コマンドプロントが開きっぱなしであるとpathが確認できません。設定後はいったんコマンドプロントを閉じて開きなおす必要があります。
- mysql --version
- where mysql
いずれかを入力してEnterを押し、正常な返答があれば成功です。
これで、MySQLをWindows10にインストールすることができました。
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MySQLとセットでインストールしておきたいのがApacheです。パソコンライフを楽しむために、これらの技術も覚えて置いたほうがよいでしょう。
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