ついに防湿庫を買いました!台湾ABmcdc防湿庫のレビュー デジタルカメラの保管庫用

初めて湿庫を買った!

2019年の秋のとある日、ハクバのドライボックスを開けてみるとシリカゲルや石灰乾燥剤が湿気でぐちゃぐちゃになっていました!かねてよりドライボックスは外側をビニール袋で覆って湿気を集めて箱の外側に水で溜めるタイプの除湿剤を設置しておりましたが、それでも除湿効果がイマイチでした。私はニコンユーザーなので(経済的に逃れられない)、いつかはフルサイズカメラを資料撮影に買おうと思っています。Z7やZ6が発売されたのと、D810の価格が射程圏に入って来たのでそろそろ本格的な防湿庫を買う決心をいたしました。

目次

電動式の防湿庫はどれがいいか数年考えた

これまで電動式の防湿庫がいいか、何年もアマゾンを見張って検討してきました。当初は「東洋リビングの防湿庫」が一番クオリティーが高いのではないかと思っていました。ハクバに関してはドライボックスという名のただの箱にたいへん幻滅しており、このメーカーは絶対買わないと心に思っていました。そうしているうちに、HOKUTOという中国のメーカーの防湿庫がアマゾンに登場しました。HOKUTOの防湿庫はたいへん安く、当初は怪しく思っていましたので、ずーーーっと買いませんでした。しかし考えてみれば防湿庫の仕組みはたいへん簡単です。日本のメーカーでさえも中国で作っているので、そこの下請けかどこかが防湿庫を作ったのなら、中身は同じじゃないの?と思うようになりました。そして観察しているうちに、BOLTLINKや台湾からABmcdcというライバルが登場しました!BOLTLINKはちょっと調べてみても会社がどこにあるのかわかりませんでしたので却下。

そして、ついに台湾ABmcdcの防湿庫を買いました!

本音では東洋リビングの防湿庫がベストです。

防湿庫を開封、初運転!

台湾ABmcdcの防湿庫の使用感想

外箱の様子です。
型番「AB-88 EX」と書かれています。
製品名はDRY-BOXと書かれていますがメーカー名がシールで貼られています!!!
つまり、製造会社が出荷先に合わせて会社名やロゴを変えているのではないかと思います!
箱の住所は中国の広東省のマカオあたりの北滘镇という場所になっています!

あれ?台湾製では!??????????

私は騙されたのでしょうか?

ウェブサイトはhttp://www.zhaipo.comになってます。

どうやら本当の会社名は「珠海爱宝电器有限公司」のようですね。この会社の場所を検索すると2005年設立で工場の面積が2000平方メートルあるそうです。「台湾で長年経験を積んで来ました」と書かれています。

とにかく、台湾ではなく中国の企業なのでしょう。

台湾ABmcdcの防湿庫の使用感想-説明書

落ち込みつつも、説明書と電源コードです。ACタップはパソコンみたいに自分で接続できるようですね。本体とACコードが繋がっていなくてちょっと安堵しました。

台湾ABmcdcの防湿庫の使用感想 背面の様子

背面の様子です。
排気口があって製品情報が書かれていました。
PSEマークはありません。
左側の凸部分、電源の部品が歪んで取り付けられています。
安全なのか、心配ですね。
就寝時や外出時は電源をオフにしておこうかな・・・。

台湾ABmcdcの防湿庫の使用感想 正面とトレイの様子

正面の様子です。
トレイを引き出してみました。
柔らかなスポンジがプラスチックの台の上に敷かれています。
スポンジは誰でも交換可能なので文句は言いません。
トレイにはシールを貼る場所が設けられています。
設置する段を変更することが可能です。

はじめはガラス扉の取っ手が内側に付いていてびっくりしましたが、それは割れ防止のために取り付けてあっただけなので、自分で正面に付け直しました。

品質は・・・もう・・・お察しの通りです。

88リットルも空間があるとは思えないです・・・。

電動防湿庫を使ってみた!

台湾ABmcdcの防湿庫の使用感想

もう後に戻れなくなったので電源に接続して使ってみました。
しばらくすると湿度が40%になりましたが、自宅の湿度計では56%でした。
上段と下段で湿度が違うのかもしれませんね。
どちらの湿度計もテストして作ったのかわらかずあまり信用できません・・・。
結局のところ、自分の感覚と経験だけが頼りです。

扉を開けると湿度が65%になりました。
湿度といってもこの日のように気温摂氏17度における湿度65%と、摂氏35度における湿度65%では空気中に含まれている水分の量が違いますから素人には難しいですねぇ。

今日は気温17度で湿度65%ですから、湿気は9.75g/m2あたりといったところでしょうか。気温摂氏30度における湿度65%では湿気の量は19.76g/m2程度ですから、同じ湿度65%といっても湿気の量が違います。

さてと、しばらくしたら湿度が40%(別途設置した湿度計は56%)になりました。

こんなものでしょう。

使用から数か月後

防湿庫を買ってから数か月が経ちました。外出時も電源をオンにしたままです。オフにすると急に湿度が上がりますので、残念ながらこの防湿庫に「密閉性は無い」と思います。他の防湿庫はどうかわかりませんが、だいたい全部中国か台湾製だと思うので同じことで、どの防湿庫を買っても仕組みは一緒ではないかと思います。

大体表示は40%あたりを指しています。

湿度といっても相対的なものなので、夏場は冬と同じ40%に設定したとしても、冬場よりも湿気は多くなるので設定湿度を低くしてやる必要がありますね。

追加で欲しいなと思ったものがあります。それは紫外線防止フィルムです。私が設置した場所では紫外線の影響は避けられませんので、フィルムを貼りたいなぁと思います。

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