株式投資のアノマリーは本当か?ちょっと考えてみた。
あなたは相場のアノマリーを信じますか?
金融市場にアノマリーは本当に存在するか?気になったので調べてみました。アノマリーとは、wikipediaの説明によると、科学的に説明できないこととありました。つまり迷信の類になりますが、多くの人が信じることによって具現化するともいえましょう。例えば神はいるかと信じる人が多くなると、それは信じる集団の中では(心的)現実になるという類の話になります。投資をする集団の中で迷信を信じる人が多いほど、相場に心理が現れることを意味しています。逆に言えば迷信を信じる人が少なくなれば、効果はなくなります。アノマリーの中にはデマによるものと、確率論的なものがあると思います。
米国株式のアノマリー
- 月曜日と金曜日は売りだ!
- 5月に売り9月に買い。
土日に悪い事が起きて、売り材料となる現実的なリスクを避けるために金曜に手じまい、月曜は土日の悪材料で売られることがあると考えられます。土曜日と日曜日の2日分の悪材料がまとめて月曜日に出るのですから、月曜日の売り圧力はそれだけ高くなるのも当然です。いいニュースがあればその逆の事が起きる可能性もありますが、マスコミは悪材料で儲けているので必然的に悪いニュースのほうが出やすいといえましょう。これはアノマリーと言うより確率の問題であると言えます。
5月に売って9月に買う。確かに9月に底になっている銘柄も見受けられます。5月に高値になっているかというと、そうでもありませんが、2019年は5月上旬に下がって5月下旬にかけて上昇している銘柄もありました。言われてみれば、2019年は確かにそうなっている銘柄が多いように思います。
日経平均と個別株のアノマリー
- 1月に上昇し、2月に下落、3月末にかけて上昇し、4月は下落、5月は連休前に上昇し連休後に下落、7月8月は閑散期、10月11月は下落、年末年始は上昇。
- 金曜ロードショーで天空の城ラピュタ(ジブリアニメ)が放送されると翌週の月曜に下落する。
このアノマリーを信じるなら、買い場は11月と2月28日~3月1日、4月下旬、売り場は1月末、3月末、5月の連休前、アニメ放送翌週の月曜日の引けということになります。前述のアノマリーからは9月に買いということになります。
銘柄にもよりますが、アノマリーは配当月と関連しているように思います。
一部の国では7月8月はバカンスのシーズンとなり、12月24日と25日は生誕祭となります。知り合いのアメリカ人から聞いたのですが、年末年始は普通に働いて特別な事はしていないらしいです。
参考ページ
- アノマリー検証 第1回「月曜と金曜には株を買ってはいけない理由って?」https://column.ifis.co.jp/toshicolumn/kyoto-lab/69589(外部サイトです。ご利用の際は自己責任でお願いします。)
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