アキレスのメディフォームというランニングシューズの使用レビュー!実際に履いて150km走ってみた!
メディフォーム
お気に入りのランニングシューズが知らないうちにボロボロになって使えなくなってしまいましたので、急いで代替のシューズを買いました。毎日ジョギングを日課としている私としては、少しでも運動を怠るとすぐに体が弱っています。ランニングシューズは消耗品ですので高価なものよりも手ごろで気軽に買い替えできるものがいいですね。今回は通販でセール価格で入手できたアキレスのメディフォーム(Medifoam)というランニングシューズをレビューしてみたいと思います。
尚、走行距離は150km走ったあたりで靴の寿命の半分を過ぎています。このメディフォーム「RUNNERS HI MF-03」という靴を履いている期間は使用開始から3か月目です。つまり、靴を買ってから3か月で150km程度走っていることになります。
目次
特徴
メディフォームはアキレス株式会社のランニングシューズです。正直言ってアキレスと聞くだけで買う気が失せてしまいますが、単にメディフォームという名前だけなら釣られてしまいました。走るリカバリーシューズというキャッチコピーで、衝撃を吸収して膝や腰への負担を和らげようというのがこの靴のコンセプトです。つまり、一般ランナーが継続してジョギングを続けられることを目的とした靴なのであります。
このメディフォームという靴には三つの特徴があり「衝撃吸収性・反発性・耐久性」機能が搭載されています。公式ページを見てみると、社内の他の靴と比較して衝撃吸収性が10%up、反発性50%up、耐久性3倍と書かれています。あまりジョギングに費用をかけられない庶民にとっては「耐久性3倍」というだけで3倍長く履けるんじゃないかと期待してしまいます!
靴の仕組みを見てみると、かかと着地を前提に作られていることがわかります。かかとの部分にソルボセイインという衝撃吸収マットが貼り付けてあるようです。ソールの構造は4重になっています。まるで五重の塔!
定価は9,800円と13,000円の2種類ありますが、私はアマゾンの投げ売りセールで3千円で買いました。
メディフォームのソールです。誰かが屋外で一度履いた形跡がありました(怒!)
汚いなぁ、水虫移ったらどうしよう、などと不満に思いながらも破格の価格で手に入ったことに「訳アリ」だったんだなと思うことにしました。
靴底の凹凸は意味がある形状なのか、それとも見栄え目的に形作られたのかは素人にはわかりません。
走ったときに黄色い靴の裏が見えるという見た目での安全性といいますか、夜ラン時の存在感はあるように思いました。
側面の様子です。ゴムのメッシュで覆われています。斬新です。足をサポートしているかのようですね。ソールはナイキやアディダスと比較すると見るからに硬めでアシックス系統の流れを汲んでいます。
メディフォームのかかと部分です。新品のくせに謎の汚れが付いています。間違いなく誰か履いて脱ぐときに靴の裏で踵を踏んだのでしょう。汚いです。酷いです。試着という使用した奴が腹立たしい。
でも靴の見た目はカッコイイです。
メディフォームを上から見た様子です。夜に暗い場所で見ると目立って(靴だけが)カッコイイです。
見た目は気に入りました。
説明書
次に、説明書です。他社の靴にはこんなにいっぱい説明書は入っていません。というか、説明書すら入ってないのが普通です。それに対しメディフォームはしっかり説明書が入っていました。
- ヒールカウンター
- EVAカップインソール
- ソルボセイン
- 衝撃吸収・耐圧分散
- ミッドソール
- 衝撃吸収・反発性・耐久性
- ラバーアウトソール
メディフォームとは「医療の」と「発泡体」を組み合わせた言葉で、衝撃吸収性・反発弾性・耐久性に優れた特性を持つ、アキレス自社開発のPU(ポリウレタン)です。
・・・などと書かれています。
各種の説明が書かれています。まずは両足で試し履きしてくださいと書いてありますね。当たり前ですが、滑りやすい場所では注意してくださいと書かれています。クレーマー対策なのでしょう。書かれている内容自体は他の靴と同じ説明書なんだと思います。
以上、説明書でした。
実際使ってみた感想
では、メディフォームで3か月150kmほど走った感想を述べたいと思います。一般的なランニングシューズの寿命は500km程度らしいですから、寿命の30%を使い倒した時点での感想です。
まず初めてこのメディフォームを履いてみると「厚手」であると思いました。厚手の靴は慣れてますが、サッカニーのような薄手を19か月間履き続けてきた自分にとっては新感覚の靴でした。靴はぴったりサイズよりも1cm大きい物を選び、履いた感想は大きすぎましたがスピードランナーではないので少々大きくても使用に問題はありませんでした。でもやっぱり大きすぎますね・・・。靴紐の締めが緩いと靴の中で靴下が滑る感じがしますが、しっかり紐を締めたら無問題ですが、初心者は毎回靴紐を結ぶということはしないでしょうね。ということで、この型番に合ってるサイズやWith(靴幅)は普段と同じサイズがおすすめです。
初めて走った感想は「やたらえらい!」です。サッカニーの靴で使っていた筋肉(大殿筋)とは別の筋肉を使いますので確かに腰への負担はマシです。「思いっきりかかと着地」です。つま先で着地することが微妙に難しいと感じました。そして「ふくらはぎとすね」をよく使います。確かに足の下半分にエネルギーが集まります。さらには「上半身(背中・肩・両腕)」もよく使います。普段から猫背の人にとっては青天の霹靂!
靴がジョギングのフォーム(姿勢)を直してくれます!!!
この靴を使いこなせる筋力が付くまで「二か月」かかりました!いやはや、筋肉ができるのって二か月かかるんですね~などと思いましたよ。
いい靴なのかな、私にとっては軽快に走るというよりは「筋トレ用」のシューズだなぁと思いました。/p>
確実にこれらの筋肉が鍛えられるのですから!!!
エアズームフライなんかで走っても筋肉つきませんって!
ラインナップ
メディフォームはウィズ(ワイズ)が2E、3.5E、3Eのものが出ています。幅広の日本人に適しています。私が使っているシューズはRUNNERS HI MF-03です。レース用のモデルは「MFR0010」「MFR0020」の二種類があり、軽量となっています。トレーニング用は「MFR1060」「MFR2030」「MFR2040(結ばない靴紐)」の三種類があります。正直言って個性がある靴なので、昨今の軽量・厚底ブームと比べると王道を行く靴で「かなり筋肉が付きます!」。結構「ふくらはぎ」や「腕」「胸」「背中」にも効きますので、体全体を使って走っているといえます。走行距離を1km伸ばすたびに筋肉痛になります(笑)
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