タブレットKindle Fire HD 10 VS Huawei Media Pad M3 Lite10 : 2018年5月版
Kindle Fire HD 10 VS Huawei Media Pad M3
格安タブレットの代表格といえば、Amazonが販売するKindle HD10とHuawei Media Pad 10インチタブレット。レノボもありますけど個人的に今回は候補から除外して二つに絞って比較してみました。実は私もこのどちらかのタブレットを購入予定で家族に使ってもらおうと思ってます!iPad 9.7インチも廉価版が出ているので高校生ならiPadのほうがいいでしょう。そこそこ快適に動作するかどうかが購入の決め手になると思います。
性能ではこの二つのタブレットはミドルレンジ(中級クラス)になります。
性能ではこの二つのタブレットはミドルレンジ(中級クラス)になります。
目次
Kindle Fire HD 10インチタブレットの概要
まずはKindle HD 10インチの特徴を見てみましょう。私は既にKindle HD 7を持ってますので動作の快適さは知っています。このKindle HD 10インチタブレットは2017年の10月11日に発売されたタブレットです。
Imagination社のGPUが搭載されています。
Imagination社のGPUが搭載されています。
Huawei Media Pad M3 Lite 10インチの概要
比較対象としてファーウェイHuawei Media Pad M3 Lite10というタブレットがあります。このタブレットはテレビチューナーを搭載しており防水性能があります。MediaPad M3 Lite 10 wp Wi-Fiモデル(自宅のお風呂でテレビを見て使用する防水モデル)と防水なしのMediaPad M3 Lite 10 Wi-Fiモデル(チューナー無しモデル)、MediaPad M3 Lite 10 LTEモデル SIMフリー(屋外で通信会社と有料契約して利用するチューナー無しモデル)とがあります。今回はフルセグ/ワンセグチューナー付きのHuawei MediaPad M3 Lite 10 wp Wi-Fiモデルで比較してみたいと思います。
クアルコムのCPUとGPUが搭載されています。
クアルコムのCPUとGPUが搭載されています。
スペック比較
キンドルとファーウェイHuawei Media Pad M3 Lite10のスペックを比較してみました。スペックの比較は海外のレビューサイトを参考にしています。
価格はHuaweiのほうが1万5千円ほど高くAndroidのバージョンも新しいです。CPUのクロック周波数も、メモリもHuawei Media Pad M3 Lite10のほうが勝っています。つまり処理速度においてはHuawei Media Pad M3 Lite10のほうがKindle Fire HD 10よりも速いことを意味しています。バッテリーの持ちは使い方にもよるので一概には言えませんが、容量だけなら同じくらいです。おそらくはKindleのほうが大したアプリがないし、カメラの性能も低いので長持ちするのではないかと思います。
一見すると、Kindle Fire HD 10の性能はHuawei Media Pad M3 Lite10に劣っているように見えますが、antutuベンチ―マーク(Version 6)を見てみるとKindle Fire HD 10のほうが優れています。ベンチマークで参考にした海外のレビューによると、書き込み速度はHuawei Media Pad M3 Lite10のほうが約2倍ほど速く、読み込み速度も1.5倍ほど速いです。書き込み/読み込み速度の速さは、ウェブブラウジングの快適さに繋がりますのでKindle Fire HD 10よりもHuawei Media Pad M3 Lite10のほうが快適にインターネットの閲覧ができることを意味しています。ベンチマークの測定結果からはそれ以上に上の価格帯(4万円台)であるASUS ASUS ZenPad 3S 10 LTE Z500KL-BK32S4 SIMフリーはより速くブラウジングができることがわかります。
カメラ性能はファーウェイのほうが画素数が多いです。しかし画素数が少ないからといってそれが画質の良さを意味するわけではありません。画素数が多いという意味はモニター上でそのまま表示できる写真の大きさが大きいことを意味しています。何も知らない人なら画素数が多い=画質が良いと誤解するかもしれません。写真を引き伸ばす必要が無いという意味ではMedia Padの勝利です。
バッテリーの性能は海外のテスト結果を見てみると、Kindle Fire HD 10のほうがバッテリーの消耗が早いです。ただし、搭載アプリ次第で消費電力は変わりますので、容量だけで見るとMedia Pad M3 Lite10のほうが多いです。
スピーカー性能は海外のテスト結果の波形を見るとKindleの負けです。ただし、テレビを見る程度なら十分な性能があります。
液晶性能、画面の画質はぱっと見てわかるくらいMedia Pad M3 Lite 10のほうがきれいです。アマゾンのKindle Fire HD 10に搭載されているGPU PowerVR GX6250はゲーム用途としては古いGPUになります。また、Huawei Media Pad M3 Lite 10に搭載されているクアルコムのAdreno 505もミドルクラスのGPUでスペック的には僅かにKindle Fire HD10を上回るかという程度です。レビューサイトにはどちらもゲームにおいては滑らかではないと書かれています。
価格はHuaweiのほうが1万5千円ほど高くAndroidのバージョンも新しいです。CPUのクロック周波数も、メモリもHuawei Media Pad M3 Lite10のほうが勝っています。つまり処理速度においてはHuawei Media Pad M3 Lite10のほうがKindle Fire HD 10よりも速いことを意味しています。バッテリーの持ちは使い方にもよるので一概には言えませんが、容量だけなら同じくらいです。おそらくはKindleのほうが大したアプリがないし、カメラの性能も低いので長持ちするのではないかと思います。
一見すると、Kindle Fire HD 10の性能はHuawei Media Pad M3 Lite10に劣っているように見えますが、antutuベンチ―マーク(Version 6)を見てみるとKindle Fire HD 10のほうが優れています。ベンチマークで参考にした海外のレビューによると、書き込み速度はHuawei Media Pad M3 Lite10のほうが約2倍ほど速く、読み込み速度も1.5倍ほど速いです。書き込み/読み込み速度の速さは、ウェブブラウジングの快適さに繋がりますのでKindle Fire HD 10よりもHuawei Media Pad M3 Lite10のほうが快適にインターネットの閲覧ができることを意味しています。ベンチマークの測定結果からはそれ以上に上の価格帯(4万円台)であるASUS ASUS ZenPad 3S 10 LTE Z500KL-BK32S4 SIMフリーはより速くブラウジングができることがわかります。
カメラ性能はファーウェイのほうが画素数が多いです。しかし画素数が少ないからといってそれが画質の良さを意味するわけではありません。画素数が多いという意味はモニター上でそのまま表示できる写真の大きさが大きいことを意味しています。何も知らない人なら画素数が多い=画質が良いと誤解するかもしれません。写真を引き伸ばす必要が無いという意味ではMedia Padの勝利です。
バッテリーの性能は海外のテスト結果を見てみると、Kindle Fire HD 10のほうがバッテリーの消耗が早いです。ただし、搭載アプリ次第で消費電力は変わりますので、容量だけで見るとMedia Pad M3 Lite10のほうが多いです。
スピーカー性能は海外のテスト結果の波形を見るとKindleの負けです。ただし、テレビを見る程度なら十分な性能があります。
液晶性能、画面の画質はぱっと見てわかるくらいMedia Pad M3 Lite 10のほうがきれいです。アマゾンのKindle Fire HD 10に搭載されているGPU PowerVR GX6250はゲーム用途としては古いGPUになります。また、Huawei Media Pad M3 Lite 10に搭載されているクアルコムのAdreno 505もミドルクラスのGPUでスペック的には僅かにKindle Fire HD10を上回るかという程度です。レビューサイトにはどちらもゲームにおいては滑らかではないと書かれています。
製品名 | Kindle Fire HD 10 | MediaPad M3 Lite 10 wp Wi-Fiモデル |
製品画像 |
Kindle Fire HD 10 |
MediaPad M3 Lite 10 wp Wi-Fiモデル |
発売日 | 2017年10月11日 | 2017年12月8日 |
価格 | 15,980円(32GB)/19,980円(64GB) | 32,500円 |
OS | Fire OS 5.3.4 Android 5.1 |
Android7.0 |
CPU | 1.8GHz x 2、1.4GHz x 2 | Hisilicon Kirin 659 2.36GHz+1.7GHz |
コア数 | 4 | 8 |
ベンチマーク | 63,777(source site) | 46,814(source site) |
GPU | PowerVR GX6250(ベンチマーク) | Qualcomm Adreno 505(ベンチマーク) |
メモリ | 2GB | 3GB |
記憶容量 | 32GB/64GB | 32GB |
カードスロット | microSDカード(256GBまで) | microSD/microSDHC/microSDXC |
インターフェース | USB2.0/2.5mmステレオジャック/Dolby Atmos デュアルステレオスピーカー | USB2.0 |
認証機能 | 指紋認証 | |
バッテリー容量 | 6300mAh | 6660mAh |
防水性能 | 無し | IPX7 |
防塵性能 | 無し | IP6X |
センサー | 加速度センサー 光センサー |
加速度センサー ジャイロセンサー 光センサー デジタルコンパス |
タッチペン | 静電気式 | 静電気式 |
Office対応 | 類似のアプリで対応 | 対応(有料)/無料の類似アプリで対応 |
GPS | 無し(IPアドレスからおよその位置を取得) | 有り |
カメラ | 200万画素(背面)/VGA(前面) | 800万画素(前面/背面共に) |
マイク | 有 | 有 |
モニターサイズ | 10.1インチ | 10.1インチ |
液晶パネルの種類 | IPS液晶/224ppi/反射防止技術 | IPS液晶 |
画面解像度 | 1920x1200ピクセル | 1920x1200ピクセル |
Wi-Fi | IEEE802.11a IEEE802.11b IEEE802.11g IEEE802.11n IEEE802.11ac | IEEE802.11a IEEE802.11b IEEE802.11g IEEE802.11n IEEE802.11ac |
SIM | 無し | SIMフリー/電話として使用可 |
Bluetooth | Bluetooth4.1 | Bluetooth4.2 |
サイズ(mm) | 262x159x9.8 | 248x173x7.8 |
重さ | 500g | 465g |
カラー | ブラック | ミスティックシルバー |
その他 | フルセグ/ワンセグチューナー |
評判比較
単純にネット上のレビューの数だけで言うと、アマゾンのKindle Fire HD 10インチのほうが圧倒的に数が多いです。知名度や価格の低さから購入者が多いものと思います。
Kindle Fire HD 10インチの評判はおおむね良好ですが、Youtubeの再生となると止まってしまうこともあるようです。あくまでキンドルを使ってアマゾンで買い物するためのタブレットですから、それ以外の目的については機能は充実していないようです。
Huawei Media Pad M3 Lite 10インチの評判を見てみると、やはり高品質であるというよりも、価格相応の並みの性能であるとの口コミが見られます。テレビの性能に関してはあまり評判がよくないみたいです。電波状況の良い場所で使わないとイマイチ受信しづらいようですね。テレビ受信はイヤホンジャックにアンテナを接続するそうです。評価が悪い点として、最小音量が大きすぎることが挙げられています。
いずれも満足度の高いレビューがほとんどでした。
Huawei 10.1インチ MediaPad M3 Lite 10 wp タブレット ※Wi-Fiモデル 32GB RAM3GB/ROM32GB 6600mAh【日本正規代理店品】
Amazon 楽天市場
Amazon 楽天市場
価格の比較
価格は圧倒的にAmazon Kindle Fire HD 10インチのほうが安いです。しかも時折セール価格になっています。アマゾンは端末を利用したショッピングで利益を回収することができるので商売として有利だから値引きセールができるのです。他社から見たら、セコいですね。価格面だけで考えるとキンドルの勝利です。
結論
アマゾンキンドルVSファーウェイメディアパッド、いかがでしたでしょうか?私は一台家族用にKindle Fire HD 10インチタブレットを買う予定です。KindleもちょこちょこっとしたらAndroidアプリをインストールすることができるらしいです。PCスキルが乏しいならKindleで十分だと思えますが、生活にアプリを利用するならAndroidタブレットのほうがおすすめといえましょう。近所のスーパーの割引情報を得るならファーウェイMedia Pad M3 Lite10のほうがおすすめです。私が自分のために使うなら、やっぱりKindleのほうを選ぶと思います。どちらも一長一短ですが、調べものをするだけならもうワンランク下げて防水無しのMedia Padにしてもいいかもしれません。ランクを下げるというより防水とテレビチューナーの機能の1万円分を差し引いた値段で2万6千円ですからそんなに高くはないと思います。屋外の車中で人を待って過ごす時間が多いならテレビが見られるファーウェイのほうがいいかなと思います。
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