安物の照度計"アイヘルス照度計"で部屋の明るさを測ってみた!
アイヘルス照度計で部屋の明るさを測定してみた
最近部屋が暗くて趣味で絵を描く時に物(モチーフ)がよく見えないなと思い、部屋の明るさを測定するためにアイヘルス照度計を物のついでにアマゾンで購入しました。アイヘルス照度計の価格は2,574円程度と安価な測定器具です。このアイヘルス照度計はシンワ測定株式会社という新潟県三条市の会社が販売しています。
目次
照度計 アイヘルス
- 製品名 照度計 アイヘルス
- 製品コード 78604
- 希望小売価格 5,000円(税別)
- JANコード 4960910786042
- 取り扱い説明書URL http://www.shinwasokutei.co.jp/wp/wp-content/uploads/upimg/manual/manual_78604.pdf
パッケージを開封して説明書を読んでみました。
シンワ アイヘルス照度計 測定範囲0〜15,000ルクス 品番78604 太陽電池式照度計 ■適正照度早見表付 ■部屋の明るさが一目でわかります。豆知識 蛍光灯の照度低下は電気の無駄遣い 本器のスイッチを右(X10)に入れ、蛍光灯に直接当てて照度を測ってみましょう。通常ワット(W)数に関係なく13,000ルクス以下なら取り換え時です。
なるほど、蛍光灯に直接当てるのですね。私の使い方間違ってました!
次はパッケージの裏面の説明です。
使用方法
- 本体中央部のスイッチを左(X1)に切り換えます。
- 測定したい照明機器の光の下に受光部分(太陽電池面)を当てて読み取ります。
- メーターが右一杯に振り切れる場合、スイッチを右側(X10)に切り換えます。その場合は表示された数値を10倍にして読み取ります。
注意
- 屋外では使用しないでください。メーター部への過電流となり故障の原因になることがあります。
- 受光部(太陽電池面)はできるだけキレイにして下さい。汚れていると正確な測定ができません。
- 使用後は必ずスイッチをOFF(中央)に戻してください。
- 落下・衝撃注意。
- 分解禁止。
- メーター内に表示されている照度測定場所(団らん・食事・・・など)は一例です。他の場所で測定する場合は付属の適正照度早見表をご覧下さい。
- 本器と他のメーカーで同じ場所を測定した場合、各メーカーとも受光部の形状や使用しているセンサーが異なるため、誤差が生じます。本器は人間の視感度に近く各光源の平均値を指示するように設計されています。
- 温度計は目安としてお使いください。
- 水や水滴、塩分等が付く場所では使用及び保管はしないで下さい。故障の原因になります。
仕様
- 材質 合成樹脂ケース
- 測定範囲 0〜15,000ルクス
- 耐用年数 5年間
- 電源 太陽電池
- 本体サイズ 100×64×24mm
- 本体質量 70g
お願い この台紙は大切に保管してください。
・・・ということです。肝心の測定方法ですが、どの場所で測定するのかよくわかりませんね。人間が腰掛ける場所で測ればよいと私はいったん理解しました。
自室の照度の測定結果
アイヘルス照度計の適正照度早見表
付属の適正照度早見表を参照して100ルクスがどのような数値なのか説明を読みました。
100ルクス
食堂、台所、浴室、脱衣室、玄関、入り口ホール、戸棚、居間、書斎、勉強室、応接室、座敷、寝室、廊下、階段、納戸、便所・・・
・・・ということです。要するに一般住宅のどの部屋でも適正の明るさという意味ですね。
でも部屋に置いたモチーフを見て絵を描くには暗すぎると思うのですよ。この早見表を見ると美術館の展示には500ルクス(洋画)、200ルクス(日本画)、勉強や読書には500ルクスと書かれていますので、やっぱりお絵かきや趣味の工作には適していないと思います。
勉強や読書、化粧、工作、着付、ひげそりなどには500ルクスが適正と書かれていますので、この適正照度を部屋で勉強や読書、趣味のお絵かきなどを実現するにはリラックスする空間の100ルクスという明るさと500ルクスの両方が必要になるとわかります。手芸となると1000ルクスから2000ルクス必用と書かれていますけど、そんなに長時間明るいところは見られませんよね。1000ルクス以上の照度はあくまで午前中の短時間の作業用と思ったほうがいいかも。
8畳の部屋ならば、蛍光灯と人の目は大体3m程度離れてますから、仮に3m離れているとして、150ルクス必用なルーメンといえば8,482ルーメンとなり、そのような蛍光灯はほどんどないといえます。8畳、人の目の位置まで3mの距離があり、100ルクスという設定では5,600ルーメンの光源が必要ですから、そのくらいのLEDシーリングライトは売ってますよね。
・・・ということです。要するに一般住宅のどの部屋でも適正の明るさという意味ですね。
でも部屋に置いたモチーフを見て絵を描くには暗すぎると思うのですよ。この早見表を見ると美術館の展示には500ルクス(洋画)、200ルクス(日本画)、勉強や読書には500ルクスと書かれていますので、やっぱりお絵かきや趣味の工作には適していないと思います。
勉強や読書、化粧、工作、着付、ひげそりなどには500ルクスが適正と書かれていますので、この適正照度を部屋で勉強や読書、趣味のお絵かきなどを実現するにはリラックスする空間の100ルクスという明るさと500ルクスの両方が必要になるとわかります。手芸となると1000ルクスから2000ルクス必用と書かれていますけど、そんなに長時間明るいところは見られませんよね。1000ルクス以上の照度はあくまで午前中の短時間の作業用と思ったほうがいいかも。
部屋の照明問題の解決方法
つまりは読書や勉強をするには間接照明を用いて500ルクスの作業空間を作り出す必用があるわけです。500ルクスをLED蛍光灯だけで再現することは無理ですから。普通のLED蛍光灯は6畳の部屋で光源から2メートル人間の目が離れていたとして、3,600ルーメンの照明では大体140ルクス、4,000ルーメンの照明では160ルクスとなります。そういうことで、500ルクスといえばかなり明るい、その部屋全体が500ルーメンだったとすれば部屋にはまぶしくていられないといえます。8畳の部屋ならば、蛍光灯と人の目は大体3m程度離れてますから、仮に3m離れているとして、150ルクス必用なルーメンといえば8,482ルーメンとなり、そのような蛍光灯はほどんどないといえます。8畳、人の目の位置まで3mの距離があり、100ルクスという設定では5,600ルーメンの光源が必要ですから、そのくらいのLEDシーリングライトは売ってますよね。
部屋に最適な照明(ルーメン)とアドバイス
そういうことで、計算の途中ですが、住宅の部屋を100ルクスにするために必要な照度は理論値で8畳で5,600ルーメン、6畳で2,500ルーメン必用です。大手の照明は最終的に70%照度が落ちるとどこかで書かれていたことがあったので、単純に3割り増しで8畳で約7,000ルーメン、6畳で3,250ルーメンあれば十分という結論に至ります。
例えばアイリスオーヤマの8畳シーリングライトは4,000ルーメン、6畳では3,200ルーメンとなり、6畳では適正の範囲内といえますが、8畳では間接照明が必要といえます。
細かく調光できるのであれば、6畳間に8畳用のLEDの天井照明をつけたらそのまま読書や趣味の工作もできそうですね。
8畳以上の部屋となると、市販のLEDシーリングライトやLEDペンダントライトでは隅にいくほど光量不足となるので無理して高照度の照明一台でやるよりも間接照明あるいは、複数の天井照明を等間隔に取り付けたほうが賢明だといえましょう。
おすすめのLEDシーリングライトは演色指数85aのNECまたはPanasonicのシーリングライトです。とりわけNECのシーリングライトは安価で手が届きやすいといえます。アイリスオーヤマのLEDシーリングライトは演色指数が若干劣ります。瀧住やオーデリックなどのメーカーも家庭向けのLEDシーリングまたはペンダントライトを販売しています。LEDペンダントライトとなるとNEC、東芝、パナソニック、アイリスオーヤマ、瀧住などがあります。蛍光灯風のLEDペンダントライトはデザインが悪い物が多いのでパナソニックが一番おすすめで二番目にNECがおすすめですが、アイリスオーヤマで妥協する人も多いようです。お部屋に美術品を飾られている場合や、勉強に専念して将来が有望で妥協しない道に進まれる場合はパナソニックあたりの調色タイプのペンダントライトがおすすめです。
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